イギリスの音楽シーン、ロンドンのユースカルチャーとしてあまりにも有名なドクターマーチンだが、元々は1945年にドイツ人の医師、クラウス・マルテンスが開発したものだった。
クラウス・マルテンスは「スキーで怪我をした足に優しい靴を」という個人的な理由でエア・クッション・ソールを開発。友人のヘルベルト・フンクとともに商品化に成功し、ドイツで広く知られるようになる。
その後、ドクターマーチンはイギリスのビル・グリッグスへと渡り、同国でエア・クッション・ソールの製造特許を取得。医師、クラウス・マルテンスの名前を英語読みにした「ドクターマーチン」が誕生した。